24.04.13 G キューバに対する米国の新たな干渉作戦が明らかにされる
11.7.24作戦と独立メディアと干渉計画創作者のための加速基金を通じて、彼らは不安定化を生み出そうとしている。
著者：全国編集部
出所：グランマ紙
2024年4月13日
転覆戦略
反テロメディア「ラソネス・デ・クーバ」が告発した計画によれば*、「11.7.24作戦」と呼ばれる作戦の実行計画に見られるような米国諜報機関の関心は、マイアミの反革命人物マルセル・フェリペの自宅での会合後に明らかになった。
彼らの目的は、7月11日前後に社会的爆発を引き起こすことであり、米国により資金供与され、推進された2021年の暴動の再来である。 彼らは、キューバが直面している困難な経済状況を利用し、夏の間にキューバの街を「ヒートアップ 」させることを目的としている。
ラソネス・デ・クーバによると、現段階での攻撃の優先目標は、人々の生活の質に影響を与える国家電力システムであり、彼らは破壊行為を起こさせ、通信の不安定化攻撃を強化することを望んでいる。この目的のために、米国政府は「予算を3倍に増やし、その中で、キューバ系アメリカ人の反キューバ上院議員マルコ・ルビオ（フロリダ州選出共和党）が決定的な役割を果たしている。
彼らの戦術には、キューバ国内でテロ行為を行う犯罪者を徴用することも含まれる。一方で彼らは、キューバとロシアの関係などの問題を引き続き操作し、ロシアがキューバから兵士を獲得する方法として協力関係を提示することを計画しているが、これは真実ではない。
また、米国の対ロ制裁を利用して、燃料や食料の輸送を遅らせ、キューバの状況を悪化させようとしている。
ラソネス・デ・クーバは、「キューバ・ファースト」と呼ばれる新たな反革命分子の存在を明らかにしている。この組織は、わが国に対するテロ行為の準備に関係しており、暴力行為に資金を提供することで知られる、キューバ系アメリカ人企業家マヌエル・ミラネス・ピソネロを創設メンバーに含んでいる。
アメリカ大使館からの新たなキューバ転覆工作資金の供給
世界レベルでのキューバとの連帯を目指すウェブサイト「クーバ・ポル・シエンプレ（Cuba por siempre）」は、米国大使館によるハバナでの新たな干渉行為も明らかにした*。同大使館は「独立メディアと計画創作者のための加速基金」を立ち上げ、米国の国家予算から約6万8,800ドルを使用する。
*訳註：https://micubaporsiempre.wordpress.com/2024/04/12/aceleracion-o-subversion/
「クーバ・ポル・シエンプレ」によれば、このプロジェクトは、キューバにおける「挑戦的な問題」を扱った計画の制作、「民主的プロセスへの彼らの参加を促進しながら、障害者のための適切で利用しやすい計画を制作するために」「独立系メディア」により転覆活動を進めること、「民主的価値観の促進のためのモバイルアプリケーションやその他のテクノロジーの開発」、「キューバにおける独立系計画制作者のネットワークの接続と強化、キューバにおける独立系メディアの状況を評価する調査研究への資金提供」に焦点を当てる。
米国がキューバに対する干渉政策を執拗に適用している証拠に、最近、米国は、転覆活動のために5,000万ドル以上を承認した。このうち、ラジオとテレビ・マルティを担当する対キューバ放送局に2,500万ドル、「キューバの民主化を促進する」番組に2,500万ドルである。