キューバはベネズエラへの干渉、及びベネズエラを米州首脳会議から排除することを拒否する

キューバ大使館資料

キューバはベネズエラへの干渉、及びベネズエラを米州首脳会議から排除することを拒否する

Declaración del MINREX: Cuba rechaza injerencia y exclusión de Venezuela de Cumbre de las Américas

 

キューバ共和国外務省は、この半球の複数国グループがリマで2月13日に発表した声明について、ベネズエラ・ボリバル共和国に対する許容し難い内政干渉であるとして、これを断固糾弾する。同時に、ペルーで4月に開催される第8回米州首脳会議へのベネズエラ政府の参加を再検討する決定について、これを断然拒否する。

 

ベネズエラではわずか数ヵ月の間に、市議会選挙、地方議会選挙、及び制憲議会選挙が実施され、さらに先頃、かねてから要求されていた通り(中には外部からの干渉、あるいは違憲的かつ暴力的手段を介しての要求すらあったが)大統領選挙の実施が発表された。まさにそのような国に対して、≪民主的秩序の反憲法的な崩壊≫疑惑を今になって口実として用いるとは異例であり、信じ難い。

 

キューバはこの声明及びベネズエラの第8回米州首脳会議からの排除について、国連憲章の目的及び原則に反し、かつラテンアメリカ・カリブ諸国共同体の加盟諸国元首が署名した「ラテンアメリカ・カリブ海地域の平和地帯宣言」に反するものとして、これを糾弾する。

 

キューバ外務省はベネズエラ・ボリバル共和国に対し、及び合法的な大統領であるニコラス・マドゥーロ氏が率いるベネズエラ国民の軍民団結に対し、キューバの不変の連帯を確認するものである。

 

ラウル・カストロ国家評議会議長兼閣僚評議会議長が2017年7月14日に表明した言葉は、全面的な今日性を有している。すなわち「ベネズエラへの攻撃及びクーデターを通じた暴力は、我らがアメリカ全体を損なうものであり、我々の諸国民を支配するために我々を分断させようと固執する人々の利害を資するに過ぎない。現在我々が世界各地で目撃しているような、測り知れない結果を招く対立をこの地域にもたらすことなど、彼らは気に掛けない。今日、我々は警告する。非合法的、暴力的、かつクーデターを通じてボリバル革命を転覆させようと目論む人々は、歴史に対して重大な責任を負うことになるだろう」。

 

2018年2月14日、ハバナ

 

 

Categoría
Multilaterales