キューバの労働者は、この5月1日に革命への支持を確認する
「国家と全人類にとってこの課題の多いかつ困難な、非常に重要な状況において、キューバ中央労働者連合(CTC)とその構成組合は、
5月1日の国際労働者の日を祝うために動員の一日を呼びかける。我々は、この盛大な祝典が、
我々キューバ国民が、引き続きここにしっかりと立ち、戦っていることを示す新たな力強いデモンストレーションとなるだろうと確信している!」 と、
ウリセス・ギラルテ・デ・ナシミエント、キューバ共産党政治局員、キューバ労働者センター(CTC)書記長が強調している。
これは、彼がマヤベケ県グイネスのバウマ3農場で、自発的かつ生産的な労働を行った1日の終わりに読み上げた呼びかけである。
この呼びかけは、現在の米国政府の敵対的な姿勢が強まっていると指摘し、その米国政府の姿勢は
キューバは医師を派遣し、米国は制裁を発動
執筆者:ヘレン・ヤッフェ*
米国はキューバの医療における国際主義を「人身売買」と呼んでいるが、実際にはそれは 南半球にとっての国際主義的な生 命線である。
2 月 25 日、米国のマルコ・ルビオ 国務長官は、キューバ政府高官お よびキューバの海外医療支援プロ グラムの「共犯者」である世界中 の人物に対するビザ制限を発表し た。米国国務省の声明では、この 制裁は「現職および元」の政府高 官と「その個人の直系家族」にまで及ぶことが明確にされた。
この措置は、1 か月間でキューバに対して取られた 7 つ目の措置であり、国際的な影響を 及ぼす。何十年もの間、何万人ものキューバ人医療従事者が 60 か国に派遣されており、 その数は世界保健機関(WHO)の職員数をはるかに上回っている。彼らの多くは、主に グローバル・サウス(発展途上国)の医療過疎地域や医療サービスが不十分な地域で働い ている。
外国政府高官へのビザ発給を拒否すると脅すことで、米国政府はこれらのキューバの医療 使節を海外で妨害しようとしている。これが実行されれば、数百万人の人々が苦しむこと になるだろう。
日本のキューバ友好8団体が経済封鎖を非難する声明を発表
[2025年3月4日 東京] 日本国内のキューバとの友好連帯8組織は本日午後、「キューバの主権を無視するトランプ政権による一連の措置に抗議する声明」を発表した。
同声明は、トランプ政権発足からわずか1か月後に米国政府が対キューバ政策として実施した主な措置を検証し、次のように結論づけている。トランプ政権のこれらの政策は、キューバへの投資を制限し、金融・商取引を制限し、外貨収入を大幅に削減し、キューバ経済の基盤を揺るがして体制転換をもたらすことを目的としている。これらの措置はキューバの主権を無視した国際法違反である。したがって、我々はこれらの措置を強く非難する。
同声明に署名したのは以下の8組織:キューバ友好円卓会議、 アメリカの対キューバ経済封鎖とキューバの主権を考える有志の会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会のメンバー、活動家集団 思想運動、全日本民主医療機関連合会(民医連)、日本キューバ科学技術交流委員会、日本キューバ友好協会、CUBAPON 日本キューバ連帯委員会。
キューバの食文化を紹介
[2025年2月20日 東京]本日午後、駐日キューバ大使館を会場にキューバの豊かな食文化を紹介するイベントが開催された。
ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使は、「食文化はキューバの文化的アイデンティティの重要な要素」と述べ「地理的には離れているものの、キューバと日本には、地元の食材への深い敬意、世代を超えて受け継がれてきた食の伝統、集いや祝いの場における食事の重要性という共通点がある」と語った。
ジョセリン・カバニャス三等書記官はプレゼンの中で「キューバの食の豊かさは、その歴史、文化の混合、地元食材の応用にあり、それが国の食文化のアイデンティティの中で、それぞれの地域に独自の味をもたらしてきた」と話した。
このイベントには、研修のため来日していたキューバ・スポーツ界のレジェンド、ペドロ・ルイス・ラソ氏とウンベルト・ゲバラ氏も加わった。
駐日キューバ大使、思想運動のメンバーと交流v
[2025年2月19日東京]ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使は、「活動家集団 思想運動」のメンバーやキューバの友人たちを前に、国内外の時事問題について講演した。ガルシア大使はキューバを取り巻く厳しい国際情勢に触れ、米国の犯罪的な経済封鎖が強化される中で国が直面する課題について述べた。
ガルシア大使は、キューバ国民の主権を守る闘いを支援してきた日本の友好連帯組織と友人たちに謝意を表明した。また、キューバと日本の良好な外交関係に触れ、日本政府と国民からの協力がキューバの福祉に貢献していることにも言及した。
今回のセミナー「初の女性駐日キューバ大使にたずねる」では、さらにキューバの新型コロナ対応、米国による不当な「テロ支援国家」指定がもたらす影響、キューバにおけるジェンダー平等の進展などについても取り上げた。