日本でキューバ

ロシア連邦海軍の艦船団がハバナ入港へ

2024年6月12日から17日にかけて、フリゲート艦「ゴルシュコフ」(GORSHKOV)、原子力潜水艦「カザン」(KAZAN)、石油タンカー「パシン」(PASHIN)、救助曳船「ニコライ・チケル」(NIKOLAI CHIKER)の4隻からなるロシア連邦海軍部隊がハバナ港を公式に訪れる。

今回の訪問は、キューバとロシア連邦の歴史ある友好関係に基づくものであり、キューバが締約国である国際的な規定を厳守するものである。いずれの艦船も核兵器を搭載しておらず、わが国への寄港は地域にとって脅威とはならない。

他国の海軍部隊の寄港は、わが国が友好協力関係を維持している国々との間で、革命政府が続けている慣行である。

滞在中、ロシア人船員らは、革命海軍長官とハバナ県知事への表敬訪問を含む一連の行事を遂行する。それに加え、歴史的・文化的な名所も視察する予定。

ハバナ港への到着時には、艦隊の1隻からキューバ国への敬意を表するため21発の礼砲が発射され、革命軍砲兵隊がサン・カルロス・デ・ラ・カバーニャ要塞から返礼の礼砲を発射する。

革命軍省

「キューバ・ビジネス投資セミナー」東京で開催

[2024年6月4日、東京]国連工業開発機関 (UNIDO) 東京事務所、駐日キューバ大使館、キューバ外国貿易外国投資省 (MINCEX) が連携して「キューバ・ビジネス投資セミナー」が東京で成功裏に開催された。企業、学術、報道の各関係者、その他諸機関から約100名が参加した。UNIDO東京事務所の足立文緒所長が開会の挨拶、ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使が歓迎の挨拶をそれぞれ述べた。

2000年に始まったUNIDO東京事務所による招へいプログラムで来日したMINCEXのリスベット・ディアス外資交渉部長は、キューバ経済の活性化を目指して進行中の諸改革をはじめ、日本市場で潜在的な可能性をもつ、キューバの優先分野における外国投資プロジェクトの促進、日本企業が関心を持つキューバの輸出可能産品について講演した。続いて、日本キューバ経済懇話会の山岸豊生 専務理事、JICA中南米部中米・カリブ課の秋山慎太郎 課長が発表を行った。

同セミナーは日本キューバ経済懇話会 (JCEC)、日本貿易振興機構 (JETRO) 、国際協力機構(JICA) の後援の下、開催された。

“Honeybee Illustration Contest” by Yamada Bee Company Inc.

[2024年5月29日、東京] カティア・モンソン商務参事官とダイレリス・ペレス領事は、株式会社山田養蜂場の海外調達室リーダー、ズアイセン・ビンセント氏と懇談した。

山田養蜂場はキューバ産のオーガニックはちみつを10年以上前から日本に輸入している。

同社からキューバのどもたちに向けて、同社主催のミツバチをテーマにした絵画コンクールへの応募の呼びかけがあった。

この「ミツバチの一枚画コンクール」は2013年に開始、これまで32カ国以上から応募があった。

キューバ、中東における和平を呼びかける

キューバ、中東における和平を呼びかける

 

キューバ共和国外務省声明

 

キューバは、イスラエルが米国政府の共謀と支援のもとに、罪を問われずに中東諸国に対して行ってきた行動がもたらす危険性について警告を発してきた。ダマスカスのイラン・イスラム共和国領事館への違法な攻撃は、国際法と1961年のウィーン条約に著しく違反し、国際平和と安全を危険にさらし、世界平和にとって予測不能な結果を招く紛争の地域化の可能性をもたらした。国連安全保障理事会が、先の領事館爆破に対して断固とした対応を取らなかったことが、昨夜のイランの対応を生み出す原因となった。

 

私たちは、中東地域における暴力の緩和を改めて求める。そのためには、ガザ地区における即時かつ恒久的な停戦が必要であり、パレスチナ人に対するジェノサイドを終止する必要がある。キューバは、常に平和、正義、国際法の尊重の側にいる。

 

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