キューバ大使、民医連幹部と懇談
[2024年3月13日、東京]ヒセラ・ガルシア大使は全日本民主医療機関連合会(民医連)の増田 剛会長と懇談し、民医連とキューバとの歴史ある関係について意見交換を行った。
民医連はキューバ医療の視察団を7回派遣し、その都度、視察報告を出版した。キューバに関する講演会を開催し、新型コロナ対策として多大な支援を提供し、キューバとの友好の集いにも参加を重ねてきた。
2022年には「ICAP(キューバ諸国民友好協会)創立60周年記念メダル」が授与された。
増田会長は「キューバの医療制度は世界の宝であり、その視察は民医連の活動に大きく役立った」と述べた。キューバと連携した活動は新型コロナ・パンデミックで中断したが、今後再開させていきたいという民医連の意志を伝え、民医連70周年への大使からの祝辞に謝意を表した。
ガルシア大使は「第10回キューバ連帯アジア太平洋地域会議」への参加、さらに11月に東京で開催される「第8回全国キューバ友好の集い」への参加を呼びかけた。
キューバの若者たちが、ソチ開催の「世界青年学生祭典」でパレスチナの大義を訴えた
キューバの若者たちが、ソチ開催の「世界青年学生祭典」でパレスチナの大義を訴えた
[2024年3月5日、ソチ]「不正義は自分と無縁でない、戦争も自分と無縁でない…」若い歌手アニー・ガルセスの歌声と147人のキューバ代表団の唱和を通じて、ロシア連邦・ソチで開催されている「世界青年学生祭典」で、パレスチナの崇高な大義への支援の訴えが響き渡った。
ミゲル・ディアス=カネル キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領がSNS「X」のアカウントで要請したとおり、キューバの若者たちは声を上げ、180以上の代表団が参加したパレードで“Free Palestine”の叫びを唱え、この虐殺された民族に対するジェノサイドの終結を要求した。
キューバ大学生連盟のリカルド・ロドリゲス・ゴンサレス会長は、キューバには正当な大義のために闘う伝統があり、その根底にあるホセ・マルティの精神、そして私たちが築く世界に若者が関心を持つことの重要性を語った。
キューバ代表団の訴えの先頭に立ったのは、アイリン・アルバレス・ガルシア党中央委員、国家評議会員、キューバ共産主義青年同盟第一書記で、彼女はこの数日間、一方的な制裁や米国の対キューバ経済・貿易・金融封鎖などその他の国際的な不正義についても、その終結を要求した。