ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムデス、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領による、2023年10月22日(革命65周年の年)にメキシコのチアパスで開催された「移住に関するパレンケ首脳会議、「友愛なる隣人との幸福のために」での演説
ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムデス、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領による、2023年10月22日(革命65周年の年)にメキシコのチアパスで開催された「移住に関するパレンケ首脳会議、「友愛なる隣人との幸福のために」での演説
(速記版-共和国大統領事務室)
親愛なるアンドレス・マヌエル(ロペス・オブラドール大統領)、
ご出席の各国及び政府首脳の皆様、
代表団の皆様、
ご来賓の皆様、
私たちの最初の言葉は、イスラエルがパレスチナの人々に対して行っているジェノサイドと侵略を強く非難し、無防備な人々を無慈悲に虐殺していること、人類にとって終えなければならないこうした恥を非難するものです。
メキシコ政府、特にチアパス州当局の皆様には、緊急の会議にもかかわらず、快く迎えていただき、心より感謝申し上げます。
中東における公正で永続的な和平は、先送りすることのできない必要なものである
中東における公正で永続的な和平は、先送りすることのできない必要なものである
キューバ共和国外務省声明
キューバ共和国外務省は、イスラエルとパレスチナの間で暴力が激化していることに改めて深い懸念を表明する。これは、イスラエルが、パレスチナ領におけるパレスチナ国民の不可侵の権利を侵害しながら、国連憲章の目的及び原則と国際法、数多くの国連決議を長期に渡り無視した中で、数十年にわたり不法占拠と植民地化を実行した結果起きたものである。
当省は、民族、国籍、信仰に関係なく、この紛争に関わるすべての当事者が民間人や罪のない人々を殺害することを拒否し、また常に拒否してきた。さらに、民間人、特に女性、児童、国連機関の人道支援勤務員を殺害すること、ガザ住民に対する無差別爆撃ならびに家屋、病院、民間インフラの破壊、ガザ住民に対する水、電気、燃料サービスの剥奪は、国際人道法の重大な違反であり、最も強く非難する。
当外務省は、緊急に戦闘の停止を呼びかけ、ガザへの人道的援助の入国を直ちに促進するよう要請する。
ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ、 キューバ共和国外務大臣による記者会見
2023年10月19日(木)
ご出席いただきありがとうございます。
昨日、私は、キューバに駐在するアラブ連盟加盟国の大使をお迎えし、緊急な解決の必要性について意見交換を行いました。私は、パレスチナとアラブの大義に対する私たちの揺るぎない連帯を確認しました。
キューバは、ガザの住民に対する無差別爆撃と、家屋、病院、民間インフラの破壊を強く非難します。
集団的懲罰、国際人道法の重大な違反、戦争犯罪、人道に対する罪を構成するこのような行為を正当化することは、決してできません。
私たちは、民族、背景、国籍、信仰の有無にかかわらず、今回のエスカレーションの結果、一般市民や罪のない人々が殺害されたことを強く非難します
私たちは、キューバのアラブ人およびヘブライ人社会の痛みを分かち合います。
現在の重大な局面において、国連安全保障理事会は、現在進行中の虐殺の停止を求めることさえできていません。
キューバ、国連人権理事会に選出 ハバナ、2023年10月10日
キューバ、国連人権理事会に選出
ハバナ、2023年10月10日
キューバは人権理事会の理事国に6度目の選出を果たした。同理事会の活動においてキューバが勝ち得た信望の表れである。
国連総会の146加盟国による無記名の直接投票によって、キューバは地域枠で最も多くの票を獲得した。これは、すべての人のためのあらゆる人権の享受において、キューバが著しく前進したことを国際社会が認めた証しである。
人権理事会の創設メンバーとして、キューバは「率直で開かれた、敬意ある対話」に基づき、この分野の国際協力において長い実績を有している。
本年、キューバは「G77プラス中国」の議長国を務めており、今回の選挙は開発途上国の利益を擁護し、公正で公平な国際秩序の実現に向けて特別な意味を持つ。
今回の選挙結果は、多国間主義と国連憲章の擁護に対するキューバの確固たるコミットメントを評価するものである。それに加え、キューバのような途上国――「客観性、公平性、特別扱いなしの原則」を堅持し、すべての人権の促進と保護を目的とする対話と協力を擁護している――が人権理事会のメンバーとして貢献できるということを認めたものである。
キューバ共和国外務省コミュニケ。2023年10月7日
キューバ共和国外務省コミュニケ。2023年10月7日
キューバ共和国は、イスラエルとパレスチナの間で暴力が激化していることに重大な懸念を表明する。
この暴力は、イスラエルによるパレスチナ人の不可侵の権利に対する75年にわたる恒常的な侵害と、イスラエルの侵略的で拡張主義的な政策の結果から来ているものである。
キューバは、イスラエル・パレスチナ紛争の包括的で公正かつ永続的な解決策を要望する。
それは、パレスチナ人民が自決権を行使し、東エルサレムを首都とする、1967年以前の国境線内に独立した主権国家を持つことを可能にする、2つの国家の創設を基礎とするものである。
国連安全保障理事会は、占領国イスラエルを無罪とすることを止めて、その任務を果たさなければならない。それについては、米国は、歴史的に共犯者であり、繰り返し同理事会の行動を妨害し、中東の平和、安全、安定を損なってきた。
キューバは、すでに何万人もの人々の命を犠牲にしているこの紛争がこれ以上エスカレートしないよう、和平と交渉による解決策を追求することを求めるものである。
(キューバ共和国外務省)
(駐日キューバ大使館 仮訳)