日本でキューバ

キューバ外務省が麻薬取引に関する誹謗中傷に対し外交文書で反論

キューバ外務省が麻薬取引に関する誹謗中傷に対し外交文書で反論

 

2020年4月13日、キューバ共和国外務省は、在ハバナの米国大使館に対する外交文書を通じ、ニューズウィーク誌が2020年4月3日付の記事で米国防総省の「高官」に帰するものとした主張に対する反論を述べた。それによると、ベネズエラとキューバの間で麻薬取引があったという「証拠を米国諜報機関が持っている」とのことだ。

 

その発言がなされたのであれば、米国務省の2020年「国際麻薬取締戦略報告書」の内容に完全に矛盾する。同報告書では「キューバは違法薬物の主要な消費国、生産国、中継国ではない」、「積極的な監視、厳格な処罰、予防・広報の国家プログラムにより、国内生産ならびに消費は依然として低い」、「キューバは違法薬物の拡散とその使用の防止に有益な手段を講じており、地域の密売人は一般的にキューバを避けている」との認識が示されている。

 

同報告書は、麻薬の供給を削減し、密売人が国内に足場を築くのを妨げるためのキューバ当局の熱心な取り組みが功を奏していると認めている。

 

キューバ共和国にたいするアメリカ合衆国政府の経済封鎖に抗議し

キューバ共和国にたいするアメリカ合衆国政府の経済封鎖に抗議し

インターナショナリズムの精神を発揮して全世界で新型コロナウイルス感染症と戦う

キューバ医師団をはじめキューバ人民への連帯メッセージ

 

 

同志のみなさん

 

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)はパンデミックを惹き起こして全世界に拡がり、甚大な人的・物的被害を人類におよぼしています。人類が一致協力してこの感染症封じ込めにむけて戦わなければならないこのときに、アメリカ合衆国政府は、キューバ共和国政府と人民にたいして経済封鎖をはじめとする制裁措置を一段と強化しています。これはキューバ人民に対する非人道的殺人行為であり、ひいては全世界人民にたいする挑戦にほかなりません。わたしたちは、こうしたアメリカ合衆国政府のキューバ共和国政府と人民にたいする経済封鎖に断固とした抗議の意思を表明するとともに、即刻、この経済封鎖を解除することを強く要求するものです。

 

キューバ共和国 ミゲル・ディアス=カネル大統領、政府の皆様、キューバ国民の皆様、

2020年4月9日、東京

 

キューバ共和国 ミゲル・ディアス=カネル大統領、政府の皆様、キューバ国民の皆様、

 

現在、世界全体が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と闘っています。日本においても感染者の数が増大し続けております。キューバが、国内はもちろんのこと、世界各地に医団を派遣し、救援の連帯活動を展開し、更にはインターフェロンα2Bなどの医薬品を提供することで、他国を支援しておられることに心から敬意を表すと共に、連帯の意志を送ります。

今こそ、世界が一つになって、コロナウイルスと闘うことが、国際連帯が求められています。しかし、残念なことに米国はその国際連帯を分断しようとしています。

キューバに対しての経済封鎖は強化されています。コロナウイルスの対応に必要な医薬品・機材の購入が困難になっているとのこと。人道的にも許されることではありません。米国はベネズエラに対しても経済封鎖を強めています。米国のこの経済・貿易・金融封鎖は、即刻撤廃されなければなりません。

 

​​​​​​​キューバ外務省発表

キューバ外務省発表

 

本日、キューバ外務省は米国政府に対し、抗議の外交文書を提出した。これは米国務省が最近発表した、キューバの国際医療協力に対する極めて攻撃的な声明を受けて行われたものである。米国務省の声明はキューバの国際医療協力を嘘で貶める一連のキャンペーンを継続、激化させるものであった。

 

米国政府による中傷キャンペーンはいかなる状況下でも道徳に反しているが、とりわけ今は誰もがパンデミックの脅威にさらされており、私たち全員が連帯を強め、支援を必要とする人を助けるために尽力すべき時なのだ。そのようなときに、キューバとそれ以外の世界に向けた攻撃である。

 

国連から、そして国際社会が声を合わせて団結と協力を要求している。戦争と紛争の終結を要求している。同時に、不当な封鎖及び一方的な抑圧的措置の廃止と停止を要求している。下劣さと敵意の出る幕ではない。

 

健康は人権のひとつである。それこそがキューバが理解し、実践していることだ。

 

Pages