キューバは米国と同盟国による対シリア攻撃を糾弾する

キューバ大使館資料

キューバは米国と同盟国による対シリア攻撃を糾弾する

Declaración del Gobierno Revolucionario de la República de Cuba, en condena a los ataques a Siria.

 

キューバ共和国革命政府は、米国と同盟諸国がシリア政府による民間人への化学兵器使用疑惑を口実として、シリアの軍事・民間施設を標的とした攻撃を4月13日夜、再び実施したことについて、これを最も強く糾弾するものである。

 

今回の単独行動は国連安全保障理事会決議を経ておらず、国際法と国連憲章の原則に明らかに反している。同時に主権国家に対する蹂躙であり、国内及び地域における対立を先鋭化させるものである。

 

米国はシリア政府による化学兵器の使用が証明されないうちに、同国を攻撃した。化学兵器禁止機関(OPCW)技術事務局がシリアとロシアの要請を受けて、ドゥーマ地区を急きょ査察するため、調査チームを早急に派遣すると発表したにもかかわらず、だ。

 

キューバは化学兵器禁止条約の初期調印国かつ締約国として、化学兵器及びその他の大量殺戮兵器の使用について、いかなる実行者によるものでも、いかなる状況下におけるものでも、断固としてこれを否定する。

 

革命政府は、今回の残虐な攻撃の結果として人的及び物的被害を被ったシリア国民と政府に対し、連帯を表明するものである。

 

2018年4月13日、ハバナ

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