キューバをめぐる日本の公共的議論:ナラティブと情報上の課題の分析新藤道弘教授
日本において、最近キューバ事情について、いろいろ報道されていますが、問題点を感じるものが少なくありません。その三つを問題にしたいと思います。
Ⅰ
一つ目は、4月17日に行われた、「衆議院外務委員会での国民民主党無所属クラブの深作ヘススによる質疑応答」における問題です。
深作議員は、質疑の核心部分として、「米国務省がアメリカの議会に対し提出をした報告書によると、今常に1,000から5,000人のキューバ人が戦闘に加わっている」、「ウクライナの情報総局の推計で、すでに累計で10,000人から25,000人のキューバ兵がロシア軍に加わっている。キューバは北朝鮮に次ぐ規模の外国人戦闘員の供給国と見なされている。政府は、この事実を認識しているか」と質問しました。




