日本・キューバ友好協会声明。
【米国トランプ大統領によるキューバ攻撃強化に強く抗議する】
2025年1月に発足した米国トランプ政権は、発足と同時に国際社会への無差別攻撃を開始しました。攻撃は、大統領に当選した前年からすでに中南米などへの脅迫という形で開始されており、政権発足と同時にさらに先鋭化したということです。背景には、米国の国際収支の悪化、財政赤字の拡大、ドル基軸通貨体制の動揺、それによる米国経済や雇用環境の悪化、貧困と格差の拡大など、米国社会が深刻な事態に追い込まれていることがあります。このような状況を背景に、トランプ氏は米国が窮地に陥っているのは取引相手国のせいだとして無差別攻撃を開始しました。また、国際協調体制などは米国にとってはコストがかかる邪魔な存在だとしてことごとく排除し続けています。