キューバの労働者と国民へのメッセージ. ミゲル・ディアス=カネル・ベルムーデス、キューバ共和国大統領
2025年4月29日
親愛なる同胞の皆さん、
メーデー、国際労働者の日が近づいています。これは、生命を生み出し支えている人々に敬意を表する日です。
30年以上前、ヨーロッパにおける社会主義の崩壊後、この日の大規模な祝賀はごく限られた国々、たとえばキューバなどでしか行われなくなりました。
私たちは、正当な誇りをもって、最も深刻な困難の中にあっても、社会主義の旗を掲げ続けてきたと言うことができます。
その後の年月を通じて、世界中から多くの代表団がこの日を祝うためにこの小さくも特別な国、労働者たちが主役である国を訪れましたし、今も訪れています。
彼らは、困難でありながらも明るく抵抗を続ける私たちの力強さを目の当たりにし、共有したいと願っています。
彼らは、最悪の経済状況の中でも獲得した権利を祝い、同時に、経済封鎖と戦うだけでなく、自らの欠点や誤りとも向き合い克服していこうとする、この国民の驚くべき模範を見逃したくないのです。
1959年の革命勝利以来、労働者階級には権限が与えられ、キューバが、西半球初の社会主義国と宣言したことで、その力はさらに強化されました。