日本でキューバ

日本外務省、キューバとの関係発展への関心を重ねて表明

〔2021年4月21日東京〕ミゲル・アンヘル・ラミレス駐日キューバ大使と宇都隆史外務副大臣が面談し、宇都副大臣は今後も様々な分野でキューバとの関係を深めていく用意があることを重ねて表明した。

外務省で行われたこの面談では、新型コロナウイルス感染症のパンデミック対策についても意見交換がなされ、ラミレス大使はキューバのワクチン候補の進捗状況について説明した。

宇都副大臣は、先日開催されたキューバ共産党第8回大会でディアスカネル大統領が党第一書記に選出されたことに対して祝意を伝えた。

東京2020組織委員会会長がキューバ大使の表敬を受ける

 

〔2021年4月21日東京〕東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の橋本聖子会長とミゲル・アンヘル・ラミレス駐日キューバ大使は、大会準備とキューバ選手の参加について意見交換した。

ラミレス大使は現時点で出場が確定した48名のキューバ人選手の準備状況について言及するとともに、キューバ選手団全員を対象に新型コロナワクチン「ソベラナ02」の接種を進めていると述べた。

表敬には日本キューバ友好議員連盟会長の古屋圭司衆議院議員も同席した。

キューバの新型コロナワクチン候補の進捗状況を日本で発表

 

〔2021年4月14日東京〕ミゲル・アンヘル・ラミレス駐日キューバ大使はオンライン講演会を行い、キューバが開発した5種類の新型コロナワクチン候補について包括的かつ最新の説明をした。

約100名の参加者の中には、自民党の本田顕子参議院議員(厚生労働委員会)と立憲民主党の阿部知子衆議院議員(日本キューバ友好議員連盟)も含まれる。また、様々な医療・科学機関の関係者、バイオ医薬品分野などの企業、政府機関、外務省、学術関係者、主要メディア、友好・連帯組織の友人が参加した。

 

日本共産党、対キューバ封鎖への反対を重ねて表明

 

〔2021年4月3日東京〕日本共産党の緒方靖夫副委員長とミゲル・アンヘル・ラミレス駐日キューバ大使は、両国共産党の伝統的な友好関係について意見交換し、双方の関心事について継続的な対話と協力を維持することの重要性で一致した。

緒方副委員長は「犯罪的な封鎖を非難し、その即時解除を支持する」という党の立場を改めて表明した。

 

『キューバはCovid-19ワクチン5種の開発を進めている』

駐日キューバ大使館ではオンライン講演会『キューバはCovid-19ワクチン5種の開発を進めている』を開催致します。

 

世界で第3相臨床試験に入っているCovid-19ワクチン22種のうち、2種はキューバ製です。それに加えて、3種のキューバ製ワクチンが第1/2 相臨床試験に入っています。現時点でボランティア治験参加者は高い抗体価を示しており、重大な副反応は発生していません。キューバでは7月~8月にかけて緊急使用が許可されれば、2021年後半中に全成人の接種を完了するために必要な量を確保できる見通しです。他国の政府からも臨床試験への関心が寄せられており、数か月中に5~18歳人口を対象とする臨床試験を開始する必要があります。厳しい経済封鎖下にある低開発の小国キューバがいかにして、ラテンアメリカで最初にワクチン候補2種の臨床試験を開始できたのか、それを可能にした要因は何か?これらワクチン候補5種の今後の見通しはいかに?

日時:4月14日(水)15:00-17:00

 

〈プログラム〉

1.ミゲル・アンヘル・ラミレス駐日キューバ大使講演

2. 質疑応答

 

司会:クラウディオ・モンソン 1等書記官

言語:日西通訳付き

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