日本でキューバ

2024年「革命66周年の年」3月18日にガイアナのジョージタウンで開催された国連食糧農業機関(FAO)第38回地域会議における、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムーデス氏の演説。

2024年「革命66周年の年」3月18日にガイアナのジョージタウンで開催された国連食糧農業機関(FAO)第38回地域会議における、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムーデス氏の演説。

 

議長殿、

親愛なる代表団の皆様及びご来賓の皆様、

国連事務総長による「持続可能な開発目標の達成に関する2023年報告書」では、2030年までに世界中で6億人以上が飢餓状態に置かれると予測されています。

逆説的ですが、このような事態は、すべての住民に食糧を供給するのに十分な食糧を持つ地球上で起こっているのです。

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、このような事態が起こりうることを認識した上で、飢餓の一掃、食糧安全保障の達成、栄養状態の改善、持続可能な農業の促進を目標に掲げました。

ALBA-TCPはキューバに対する不安定化の試みを拒否する

ALBA-TCPはキューバに対する不安定化の試みを拒否する

我らがアメリカ人民のためのボリーバル同盟=諸国民貿易協定(ALBA-TCP)加盟国は、キューバ共和国に対する不安定化の試みを断固として拒否する。それは、外国の情報員たちが持ち込み、キューバ国内の治安を破壊しようとするものである。

(訳註:ALBA-TCPは、キューバ、ベネズエラ、ボリビア、ニカラグア、アンティグア・バーブーダ、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー・ネイビス、セントビンセント及びグラナディーン諸島、セントルシアの10カ国で構成)

封鎖が強化された結果、キューバが直面している困難な経済状況、特に電力サービスや食料配給の状況に対する市民の不満の表明を好都合に利用し、米国政府は社会的爆発を引き起こそうとしている、 経済的な包囲網を強化し、国民のニーズに応えるキューバ国家の能力を妨害し、有害な計画を通じて不安定化を煽り、キューバに対する中傷キャンペーンを推進している。これは、国際法と国連憲章の目的と原則に明らかに違反している。

駐日ラテンアメリカ・カリブ海諸国大使、能登半島地震の被災地を訪問

[2024年3月19日、東京] GRULAC(駐日ラテンアメリカ・カリブ諸国大使グループ)の大使と代表17名は、今年1月1日に石川県能登半島で発生した地震の被災地を訪問した。

珠洲市と輪島市を訪れた一行は避難所を見舞い、被災された方々と交流し、お見舞い品を手渡した。

また、輪島市長と面会し、連帯を表明するとともに新たな支援と協力の道を探った。避難所の責任者とも懇談した。

キューバ共和国外務省は、米国の干渉的行為に抗議するために米国代理大使を召喚した。

キューバ共和国外務省は、米国の干渉的行為に抗議するために米国代理大使を召喚した。

キューバ共和国外務省声明

2024年3月18日

2024年3月18日、カルロス・フェルナンデス・デ・コシオ副大臣は、ベンジャミン・ジフ米国臨時代理大使をキューバ外務省に召喚し、米国政府と在キューバ大使館による、現在のキューバの内部問題に対する干渉と、誹謗中傷のメッセージに対して、断固とした拒絶を正式に伝えた。

コシオ副大臣は、正式な抗議文の提出により、米国臨時代理大使に、いかなる国の外交使節団にも要望される良識と誠実さの最低基準を、在キューバ米国大使館が遵守していないことを示していることを喚起するとともに、この大使館事務所とその職員は、外交関係に関するウィーン条約の規範に従って行動する義務があることを強調した。

会見ではまた、コシオ副大臣は、キューバが現在直面している困難な経済状況、特に、キューバの経済能力を破壊することを目的とした経済封鎖の重圧と影響の下で、物資や基本的なサービスの欠落と不足により、国民が日常的に直面している不足と困難に対する米国政府の直接的な責任にも注意を喚起した。

アセルとランディの状況の解明に向けた努力と取り組みが続けられている

アセルとランディの状況の解明に向けた努力と取り組みが続けられている

キューバ共和国外務省声明

出所:グランマ紙

2024年3月15日

キューバ政府当局は、2024年2月17日以降に発表された、わが同胞のアセル・エレーラ・コレア医師とランディ・ロドリゲス・エルナンデス医師の死亡疑惑に関するニュースについて、可能な限り解明するための努力と取り組みを続けている。

エステバン・ラソ・エルナンデス同志が、特使および人民権力国民議会議長として同国を訪問した際に、ケニア政府から提供された機密情報を含め、これまでに得られた情報では、まだ確定的な結論を出すことはできない。ケニア政府から提供された詳細は、ウィリアム・ルト大統領との会談でも、その後の会談でも、慎重に検討された。それらは貴重なものであり、調査の指針となるものではあるが、疑問は残っており、回答を得る必要がある。

米国を含む他国政府との努力も、続けられている。米国には、容疑がかけられた日に起こった事件に関する正確な情報を申請し、キューバ人医師の状況を明らかにするのに役立つ要素を提供するため、米国政府当局に協力を求めている。この要請に対する回答を待っているところである。

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