ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ、 キューバ共和国外務大臣による記者会見
2023年10月19日(木)
ご出席いただきありがとうございます。
昨日、私は、キューバに駐在するアラブ連盟加盟国の大使をお迎えし、緊急な解決の必要性について意見交換を行いました。私は、パレスチナとアラブの大義に対する私たちの揺るぎない連帯を確認しました。
キューバは、ガザの住民に対する無差別爆撃と、家屋、病院、民間インフラの破壊を強く非難します。
集団的懲罰、国際人道法の重大な違反、戦争犯罪、人道に対する罪を構成するこのような行為を正当化することは、決してできません。
私たちは、民族、背景、国籍、信仰の有無にかかわらず、今回のエスカレーションの結果、一般市民や罪のない人々が殺害されたことを強く非難します
私たちは、キューバのアラブ人およびヘブライ人社会の痛みを分かち合います。
現在の重大な局面において、国連安全保障理事会は、現在進行中の虐殺の停止を求めることさえできていません。
キューバ、国連人権理事会に選出 ハバナ、2023年10月10日
キューバ、国連人権理事会に選出
ハバナ、2023年10月10日
キューバは人権理事会の理事国に6度目の選出を果たした。同理事会の活動においてキューバが勝ち得た信望の表れである。
国連総会の146加盟国による無記名の直接投票によって、キューバは地域枠で最も多くの票を獲得した。これは、すべての人のためのあらゆる人権の享受において、キューバが著しく前進したことを国際社会が認めた証しである。
人権理事会の創設メンバーとして、キューバは「率直で開かれた、敬意ある対話」に基づき、この分野の国際協力において長い実績を有している。
本年、キューバは「G77プラス中国」の議長国を務めており、今回の選挙は開発途上国の利益を擁護し、公正で公平な国際秩序の実現に向けて特別な意味を持つ。
今回の選挙結果は、多国間主義と国連憲章の擁護に対するキューバの確固たるコミットメントを評価するものである。それに加え、キューバのような途上国――「客観性、公平性、特別扱いなしの原則」を堅持し、すべての人権の促進と保護を目的とする対話と協力を擁護している――が人権理事会のメンバーとして貢献できるということを認めたものである。
キューバ共和国外務省コミュニケ。2023年10月7日
キューバ共和国外務省コミュニケ。2023年10月7日
キューバ共和国は、イスラエルとパレスチナの間で暴力が激化していることに重大な懸念を表明する。
この暴力は、イスラエルによるパレスチナ人の不可侵の権利に対する75年にわたる恒常的な侵害と、イスラエルの侵略的で拡張主義的な政策の結果から来ているものである。
キューバは、イスラエル・パレスチナ紛争の包括的で公正かつ永続的な解決策を要望する。
それは、パレスチナ人民が自決権を行使し、東エルサレムを首都とする、1967年以前の国境線内に独立した主権国家を持つことを可能にする、2つの国家の創設を基礎とするものである。
国連安全保障理事会は、占領国イスラエルを無罪とすることを止めて、その任務を果たさなければならない。それについては、米国は、歴史的に共犯者であり、繰り返し同理事会の行動を妨害し、中東の平和、安全、安定を損なってきた。
キューバは、すでに何万人もの人々の命を犠牲にしているこの紛争がこれ以上エスカレートしないよう、和平と交渉による解決策を追求することを求めるものである。
(キューバ共和国外務省)
(駐日キューバ大使館 仮訳)
キューバは、正規で、秩序ある安全な移住についての約束を再確認する
キューバは、正規で、秩序ある安全な移住についての約束を再確認する
キューバ共和国外務省声明
ここ数カ月から数週間の間に、中米回廊を経由して米国に向かうキューバ市民の非正規移 民の流れが顕著に増加しており、その結果、未成年者を含む数名のわが国の市民が死亡し た最近のメキシコ領内での交通事故のような、遺憾な事態が発生する可能性が高まってい る。
キューバは、移民の不法な移送や人身売買に伴う危険について繰り返し警告してきた。こ のような危険は、非正規移住と密接に関連した現象であり、移住する人々を、脆弱な状況 に置き、組織犯罪、人身売買、恐喝、そしてこの災難に関連した虐待や不法行為の犠牲者 にしている。このようなことは、キューバ人旅行者であっても起きており、彼らの大多数 は正規の手段で出国している人たちである。
キューバは、また、アメリカ国境に到着した、あるいは到着しようとするキューバ人の非 正規で無秩序な移住者に対する米国政府の責任についても警告してきた。
近年強化された経済封鎖は、キューバ経済と市民の生活水準に異常な困難をもたらし、そ れが移住の可能性を奨励していることが知られている。
在米キューバ大使館に対するテロ攻撃 キューバ共和国外務省声明
2023 年 9 月 24 日夕刻、在米キューバ大使館の施設に対するテロ攻撃が発生した。何者か が歩道から火炎瓶 2 本を施設の外周フェンス越しに投げ込み、大使館の正面壁に衝突した。 大使館館内にいた職員に被害はなかった。キューバ大使館の要請により、米国シークレッ トサービスの職員が大使館施設に赴き、施設内に立ち入り、行われた暴力行為を確認した。
反キューバグループは、キューバに対する憎悪の道徳的破綻と、自分たちが享受している と信じている刑罰の免除によって、テロリズムに訴える。定期的にキューバ大使館と米国 国務省との間で交わされる公式の意見交換の中で、暴力行為に対する米国の法の執行機関 の寛容な振る舞いが、このような性質の行為の実行を奨励する可能性があると警告されて きた。




