日本でキューバ

ラミレス大使、外務省長官と再会

ミゲル・アンヘル・ラミレス駐日キューバ大使は、小林麻紀 外務省中南米局長との会合で、前向きに二国間関係が進展していることを確認し、キューバ と日本 のさらなる友好関係の強化にむけた今後の取り組みについて話し合った。

キューバ大使は、田中JICA理事長及び中南米部、GRULAC

キューバ大使は、田中JICA理事長及び中南米部、GRULAC(中南米・カリブ海諸国会)の大使らが出席する実り多い会合に参加した。JICAと同地域の良好な協力関係を振り返るとともに、さらに広く効果的な関係構築のため話し合った。

これは地域共通の関心テーマについて結束した行動を確認する良い機会となった。

キューバ外務省声明 「マイアミ当局が扇動したキューバチームに対する敵対行為について、キューバはこれを非難する」(仮訳)

キューバ外務省声明

「マイアミ当局が扇動したキューバチームに対する敵対行為について、キューバはこれを非難する」(仮訳)

 

2023年3月19日、フロリダ州マイアミ「ローンデポ・パーク」で開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝のキューバ対米国戦において、キューバチームに対する遺憾かつ危険な事例が発生した。キューバはこれを強く非難するものである。

 

難しい試合だった。キューバチームは勝ち抜いて準決勝に進出し、その国旗を堂々と守るために現地に赴いた。技術的優位を誇る相手チームと対戦し、相手は明らかに勝者となった。米国チームとコーチ陣の行動は敬意あるもので、これらの大会において根付いているスポーツ精神に沿ったものであった。米国チームは勝利に値する。

 

しかし、キューバ代表は試合中、卑劣で組織的な攻撃にも直面しなければならなかった。それらの行為は米国内の多くの人々――主にキューバ人またはその子孫、多数がマイアミ市民――から届いた数多くの応援や感謝、連帯のメッセージとは対極に位置する。

 

En Japón se recaudaron un total de ¥109,393,499 para la lucha contra la Covid-19 en Cuba

「キューバ医療の新型コロナとの闘い」への支援を呼びかける活動がこのほど終了しました。期間中に集まった寄付金は総額109,393,499円に上ります。この資金は人工呼吸器50台、シリンジ(10ml) 25,200本、シリンジ(20ml) 25,200本、注射針1万本、集中治療室用の医療消耗品、日本製医療機器の部品・消耗品の購入資金として活用されました。

それに加え、ラテックス手袋やニトリル手袋、マスク、防護服、フェイスシールドなどの物資もご寄贈いただきました。

これらの支援物資はキューバ国内の医療機関に配布され、新型コロナ・パンデミック対応に貢献しています。

寄付をお寄せ下さったすべての方々、友好連帯団体、日本の友人たち、日本在住キューバ人、企業関係者、学術関係者の皆様には、改めましてキューバ国民を代表して感謝申し上げます。

特に、信英インターナショナル株式会社様には、この度の支援活動において透明性のある効率的な役割を果たしてくださったことに厚く御礼申し上げます。

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驚くべき、ヌエボ・ヘラルド紙の邪推

フロリダで発行されている、ヌエボ・ヘラルド紙(マイアミ・ヘラルド紙のスペイン語版)は、8月16日付で、8月5日にキューバのマタンサス県の石油備蓄施設で発生した大規模火災について、「反政府派による破壊工作だ」という記事を掲載しました(22.08.16 Nuevo Herald)。

記事は、ファビオラ・サンティアゴ記者が、長い消防士の経験がある、アベル・フェルナンデス氏とのインタビューをもとにした体裁をとっています。大きな物的損害が発生した大災害の原因の特定には、予断を排した慎重な分析が必要ですが、現在でも2名が死亡、14名が行方不明、132名負傷、18名が入院中という人的損害を考えると、人道的観点からは、一層の真摯な科学的検討が必要です。

まずは、フェルナンデス氏の主張の技術的な部分を紹介しましょう。

「私は、23年の消防士の経験があり、可燃性燃料の流出事故も何度か経験している、私には、雷が原因で火災が起きたようには見えず、公式な原因は信じていない。これは内部で行われた破壊行為だろう」。

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