核兵器禁止条約第1回締約国会議でのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外務大臣の演説
(キューバ大使館仮訳)
核兵器禁止条約第1回締約国会議でのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外務大臣の演説
2022年6月21日(金)
議長閣下、
核兵器禁止条約(TPNW)の第1回締約国会議において、選出された議長はじめ事務局の皆様に、お祝いを申し上げる。同条約は2021年1月22日に発効した画期的な条約である。核兵器は非人道的・非道徳かつ倫理的に反駁の余地がないだけでなく、違法であることが、初めて法的拘束力のある国際文書に規定された。
各国は安全保障上の深刻な課題に直面するという複雑な状況下でこの会議に出席している。
非通常型戦争が激化し、軍備が増強・近代化され、国際平和と安全が平然と損なわれている。多国間主義が弱体化し、国連の軍縮機構が摩耗している。
われわれは、核兵器を含む軍備に法外な資源を浪費する一方で、開発援助の取り決めが破棄され、不均衡な富の偏在が進み、無数の人々が飢餓と貧困に苦しみ続けるという不条理な世界に生きている。




