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キューバの「反政府デモ」は「作られたデモ」

キューバの「反政府デモ」は「作られたデモ」

スマホ時代の米国の介入のかたち

後藤政子 (神奈川大学名誉教授)

それはツイッターから始まった

 7月11日、キューバで革命後初めて、生活苦にあえぐ市民の反政府デモが行われたことが新聞やテレビで伝えられた。一体、何が起きているのだろう。グランマ紙など現地の新聞の電子版を開いてみると、メディアの報道とは異なる実態が見えてきた。

 それは「作られたデモ」、つまり、米国のSNS戦略が効を奏したものであった。

 キューバ国内では数週間前から、SOSCubaというハッシュタグがついたツイッターが急速に広がっていた。11日、「サン・アントニオ・デ・ロス・バニョス 指令、動員へ」というメッセージが届いた。街でデモが起きているという噂が飛び交った。初めは小さなデモだったが、次第に膨張し、「祖国と命」、「独裁を倒せ」というスローガンも聞こえた。

キューバのCOVID-19との闘いを支援するため、日本から寄付を送る方法

現在、2020年東京五輪への参加のため来日中のキューバ選手団を通じて、寄贈品をキューバにお届けする予定でおります。そのため、大使館は日本の友人とともに、寄贈品の受入と発送の調整を行ないます。

 

 

注射器購入に充てられる寄付金をお寄せくださる方は以下の口座までお願いします。 

 

三菱UFJ銀行 堀留支店  (普)5008033

口座名義: 信英インターナショナル (株)

 

MUFG Bank, Ltd., Horidome Branch, Account No.5008033,

SHIN-EI INTERNATIONAL CO., LTD.

 

 

また、物品の寄贈を希望される場合は以下の「キューバが必要としている物品リスト」をご覧ください。

 

キューバ人民とキューバ政府を完全に支持する!

日本キューバ連帯委員会(CUBAPON)は

キューバ人民とキューバ政府を完全に支持する!

 

 

日本キューバ連帯委員会(CUBAPON)は、キューバ人民とキューバ革命政権を完全に支持し連帯することを表明するとともに、キューバ政府を貶めるためのメディア攻撃と、コロナウイルスによるパンデミックの真っ只中、内政干渉の口実を求めて社会的混乱を引き起こそうとする企みを拒否する

 

プラヤ・ヒロン侵攻と同様、傭兵たちは米国に組織され、資金提供を受けていることを世界は知っている。私たちは彼らによって引き起こされた市民への攻撃を含む暴力行為を力を込めて非難する

 

日本の諺に「雨降って地固まる」という言葉がある。キューバ人民は革命防衛のため直ちに街頭に出て、ボリビア、メキシコ、アルゼンチンなどの政府は改めて米国による経済封鎖の撤廃を求めた。帝国主義が暴力と干渉を進める中、我々は平和と連帯を世界に築き上げていこう

 

米国はキューバへの干渉をやめ、直ちに制裁を撤廃せよ

El grupo Live In Peace ☆9+25, con sede en Osaka, se suma a las voces que a nivel mundial reclaman el fin del inhumano bloqueo económico contra Cuba, recrudecido de manera oportunista y criminal durante la pandemia, y expresa también su condena a la injerencia del gobierno de EEUU en los asuntos internos de la Isla. Muchas gracias por su apoyo!

リブ・イン・ピース☆9+25の声明

米国はキューバへの干渉をやめ、直ちに制裁を撤廃せよ

 私たちは7月11日にキューバで起こった反政府のデモを終息させ、それをきっかけとしてキューバに介入・干渉しようとした米国政府の計画を失敗させたキューバ政府の冷静な対応、キューバ革命を守り革命政府を支持するために即座に街頭に出て国民の意思を示し、秩序の回復を実現したキューバ国民の勇気に最大の敬意を表します。

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