キューバ文化の日の祝賀行事の一環として、日本人が「バヤモ賛歌」を歌う
東京、2024年10月29日
日本におけるキューバ文化の日の関連行事として、文化交流を促進する非営利団体「国家の輪」の面々が駐日キューバ大使館に集った。一同はキューバのアイデンティティと抵抗の象徴であるキューバ国歌「バヤモ賛歌」を歌い、キューバへの敬意を表した。
ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使は冒頭の挨拶で、この国歌は「自由と反抗の歌であるだけでなく、我々の闘争、抵抗、祖国愛の精神を深く表現している」と説明した。また、この集いがキューバのアイデンティティの基本的な二つの柱、すなわち、「バヤモ賛歌」と「キューバ文化の日」を祝う機会であると語った。また、小説家、随筆家、音楽評論家であったアレホ・カルペンティエルの生誕120周年、ならびにICAIC(キューバ映画芸術産業庁)設立65周年を記念するものでもあると述べた。
集まった50人以上の参加者はキューバ国歌について学び、キューバの歴史、独立闘争、キューバ革命の功績についての説明を受けた。イベントの最後には、国歌が厳粛に歌い上げられた。キューバの独立とキューバ国民の闘志と誇りを表す国歌の斉唱に一同感動した。その素晴らしさは、キューバと日本の尊敬の絆を思い起こさせるものであった。
第8回全国日本・キューバ友好の集いにおける8団体の声明
今日ここに集まりました私たち8団体と個人は、下記の点を日本国民に強く訴えます。
ICAPのフェルナンド・ゴンサレス総裁が民医連と面会
東京、2024年10月24日
キューバ諸国民友好協会(ICAP)のフェルナンド・ゴンサレス総裁は、全日本民主医療機関連合会(民医連)会長らと懇談した。
ゴンサレス総裁は、キューバ革命の人道主義の理念とも一致する「人間への配慮」と「より良い社会の探求」を目指す民医連の活動を評価した。
また、米国の封鎖がキューバの医療制度に及ぼす影響について説明し、封鎖との闘いにおける民医連の支援に感謝を述べた。
民医連からは、増田 剛 会長と岸本啓介 事務局長が出席した。増田会長は、物質的な制約があるなかでのキューバ医療の成果を評価した。
キューバ側からは、ヒセラ・ガルシア駐日大使とアリシア・コレデラICAPアジア局長も参加した。
民医連は、北海道から沖縄まで日本全国で病院、診療所、薬局、介護施設など、合計1,800を超える事業所を展開している組織。約80,000人の職員と370万人を超える共同組織の会員がいる。
ICAPのフェルナンド・ゴンサレス総裁が東京のピースボート本部を訪問
東京、2024年10月24日
キューバ諸国民友好協会(ICAP)のフェルナンド・ゴンサレス総裁は、日本の著名な平和主義団体であるピースボートの本部を訪問し、創設メンバーである吉岡達也 共同代表や若いスタッフらと多岐にわたり交流した。
この感慨に満ちた一夜に、面々はピースボートのこれまでのキューバ訪問ならびに最高司令官 フィデル・カストロ・ルスとの面会を振り返った。両者は、平和の擁護と核兵器廃絶に対する共通の責任を強調した。
一同はまた、米国の犯罪的な対キューバ経済・商業・金融封鎖がもたらす弊害にたいし非難した。
キューバ側からは、ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使と、アリシア・コレデラICAPアジア局長も参加した。



