オゾン療法とキューバの予防医学に関するセミナー開催
[2024年11月6日 東京] 駐日キューバ大使館とIEO国際交流団体は、オゾン療法とキューバの予防医学に関するハイブリッド・セミナーをキューバ大使館で開催した。
ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使はキューバにおける女性の社会進出について講演し、女性がいかに社会変革の原動力となってきたか、医療や科学イノベーション分野におけるその重要な役割について話した。また、議会や高等教育、科学アカデミーなどに占める女性比率を紹介した。
古田一徳医学博士は、オゾン療法とキューバの予防医学について講演した。キューバは疾病予防に最も積極的な国のひとつであり、住民一人当たりの医療従事者数が最も多い国であることを表す比較データを紹介した。
キューバ医療に関心をもつ日本の企業関係者に加え、来賓としてニカラグアのサンディ・ダビラ大使とボリビアのナタリア・サラサール臨時代理大使が出席した。
キューバ文化の日の祝賀行事の一環として、日本人が「バヤモ賛歌」を歌う
東京、2024年10月29日
日本におけるキューバ文化の日の関連行事として、文化交流を促進する非営利団体「国家の輪」の面々が駐日キューバ大使館に集った。一同はキューバのアイデンティティと抵抗の象徴であるキューバ国歌「バヤモ賛歌」を歌い、キューバへの敬意を表した。
ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使は冒頭の挨拶で、この国歌は「自由と反抗の歌であるだけでなく、我々の闘争、抵抗、祖国愛の精神を深く表現している」と説明した。また、この集いがキューバのアイデンティティの基本的な二つの柱、すなわち、「バヤモ賛歌」と「キューバ文化の日」を祝う機会であると語った。また、小説家、随筆家、音楽評論家であったアレホ・カルペンティエルの生誕120周年、ならびにICAIC(キューバ映画芸術産業庁)設立65周年を記念するものでもあると述べた。
集まった50人以上の参加者はキューバ国歌について学び、キューバの歴史、独立闘争、キューバ革命の功績についての説明を受けた。イベントの最後には、国歌が厳粛に歌い上げられた。キューバの独立とキューバ国民の闘志と誇りを表す国歌の斉唱に一同感動した。その素晴らしさは、キューバと日本の尊敬の絆を思い起こさせるものであった。
第8回全国日本・キューバ友好の集いにおける8団体の声明
今日ここに集まりました私たち8団体と個人は、下記の点を日本国民に強く訴えます。
ICAPのフェルナンド・ゴンサレス総裁が民医連と面会
東京、2024年10月24日
キューバ諸国民友好協会(ICAP)のフェルナンド・ゴンサレス総裁は、全日本民主医療機関連合会(民医連)会長らと懇談した。
ゴンサレス総裁は、キューバ革命の人道主義の理念とも一致する「人間への配慮」と「より良い社会の探求」を目指す民医連の活動を評価した。
また、米国の封鎖がキューバの医療制度に及ぼす影響について説明し、封鎖との闘いにおける民医連の支援に感謝を述べた。
民医連からは、増田 剛 会長と岸本啓介 事務局長が出席した。増田会長は、物質的な制約があるなかでのキューバ医療の成果を評価した。
キューバ側からは、ヒセラ・ガルシア駐日大使とアリシア・コレデラICAPアジア局長も参加した。
民医連は、北海道から沖縄まで日本全国で病院、診療所、薬局、介護施設など、合計1,800を超える事業所を展開している組織。約80,000人の職員と370万人を超える共同組織の会員がいる。