日本でキューバ

駐日キューバ大使、名古屋を実務訪問

[2024年10月7日、愛知県名古屋市] ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使が愛知県名古屋市を訪問し、県関係者や在住キューバ人、キューバ出身のスポーツ選手らと懇談した。

ガルシア大使は愛知県の古本伸一郎副知事との懇談の中で、キューバと日本の歴史ある友好関係について述べた。また、中日ドラゴンズに所属するキューバ人選手の活躍や名古屋の文化界における在住キューバ人の存在についても言及した。今回の懇談は、両国間の交流を拡大、強化する可能性について検討するよい機会となった。

また、大使はキューバ人選手や中日ドラゴンズの幹部とも様々な話題について意見交換を行った。

現地滞在日程の中で、大使は日本におけるキューバ文化の振興に貢献したエルメスダンスカンパニーに表彰状を贈呈した。同カンパニーは、キューバ出身の振付家エルメス・マレーロ氏によって名古屋で設立され、25年以上の実績を持つ。

このたびの名古屋訪問には、ホルヘ・クレスポ参事官(学術・スポーツ担当)とエルメス・マレーロ氏(ホセ・マルティ日本在住キューバ人会コーディネーター)が同行した。

キューバ共和国外務省声明

キューバ共和国外務省声明

キューバ共和国外務省は、米国がキューバに対するテロ暴力に加担した新たな行為を断固拒否する。

米国司法当局は、2020年4月30日、街頭において、同国にある、キューバ大使館に向けて機関銃32発を発射したアレクサンダー・アラゾ容疑者を釈放することを決定した。その時、館内には、7人がいた。

米国の首都ワシントンの中心街で、外交施設に危害を加えると宣言したこの事件は、どの国でもテロ行為としてみなされるだろう。しかし、米国においては、そうはならず、キューバに対する暴力行為となればなおさらである。米国政府は一貫してこの行為をテロ行為と呼ぶことを拒否しており、米国の反テロ法制でその行為の性質が明確に定義されているにもかかわらず、実行犯をテロリストとして訴追するつもりは一切なかった。

テロリズムやキューバに対する暴力行為の実行者、あるいは寛容な共犯者としてのアメリカ政府の歴史はよく知られている。悪名高いテロリストの保護と支援は、同国の行動の歴史の一部となっている。

「第2回スペイン語スピーチコンテスト」東京で開催

[2024年9月14日 、東京] 「第2回スペイン語スピーチコンテスト」が今週末、東京で開かれた。18人のファイナリストが発表し、外交官や語学教員、ジャーナリストらが審査員を務めた。

今大会はキューバと日本の外交関係樹立95周年、ドミニカ共和国と日本の外交関係樹立90周年、ボリビアと日本の外交関係樹立110周年、日本からボリビアへの移住開始125周年、ペルーから日本への移住開始35周年を記念するもの。

素晴らしいファイナリストたちの質の高い発表が披露され、コンテストは成功裏に終了した。同時に、ラテンアメリカ・カリブ海諸国と日本との文化交流と相互理解を促進する機会にもなった。

愛知県岡崎市光ヶ丘女子高等学校に通うTaga Hinataさん(17)が、文化の違いとインクルージョンをテーマにした発表で最優秀賞を受賞した。

この大会は単なる競争の場ではなく、文化と文化を結びつけ、対話と相互尊重に基づいて架け橋を築くためのプラットフォームとなった。各ファイナリストの発表には、違いを超えて人々を励まし、教え、結びつけるという言葉のもつ力が感じられた。

キューバ大使、群馬県で「キューバ社会における女性の役割」について講演

[2024 年 9 月 14 日、群馬] ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使は本日、群馬県前橋市で開催されたイベント『Buena Vida Social Club キューバフェス女性たちの笑顔とパワーを!』に参加し、200 人超の来場者を前に「キューバ社会における女性の役割」というテーマで講演した。

講演の冒頭、大使は「社会における女性の役割の問題は、キューバを含め世界中の女性が直面する変化や課題を理解する上で意義深いものだ」と述べた。

さらに、植民地時代と新植民地時代にキューバ女性が苦しんだ不平等な状況に触れ、キューバ革命の勝利によってその構図が根本的に変わり、対等な社会の構築に向けてジェンダーの視点を取り入れた諸改革が導入された経緯を紹介した。しかし、内的・外的要因に基づく課題が依然残っていると指摘。米国の対キューバ経済・貿易・金融封鎖は国民経済と国の全面的な発展を阻害するだけでなく、キューバ女性が基本的権利を享受するのを阻む直接的・間接的な暴力の一種でもある、と語った

ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムーデス、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領による演説(第11回ALBA-TCP特別首脳会議、革命宮殿より、2024年8月26日、「革命66周年記念の年」)。

ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムーデス、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領による演説(第11回ALBA-TCP特別首脳会議、革命宮殿より、2024年8月26日、「革命66周年記念の年」)。

(速記版-共和国大統領府)

 

親愛なる兄弟のニコラス・マドゥーロ大統領、

親愛なる兄弟たちの皆さん、

私たちの同盟を構成する国々の代表の皆様、

ホルヘ・アレアサALBA-TCP(米州ボリーバル同盟―諸国民貿易条約)執行事務総長様、

最後に、わがアメリカのすべての兄弟の皆様、

まず、キューバ革命の指導者であるラウル・カストロ・ルス革命軍将軍及び党、政府、キューバ国民を代表し、ベネズエラ・ボリーバル共和国大統領、ニコラス・マドゥーロ・モロス同志に対し、7月28日の選挙で達成された勝利に対し、最初の結果が発表された際にすでに表明されましたが、祝意を改めて繰り返します。

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